2020年ももう終わりですね………
さて、皆さん今日はなんの日かご存知ですか?
実は、阪神電車の5550系がデビューしてから、今日で10年が経過したんです!
5550系って?
そもそも5550系というのは、阪神電車のなかで1編成しか存在せず、出会うことはとても難しいです。
デビュー当時は5500系と塗装が同じであり、あまり目立たない新車として活躍しましたが、最近では5500系のリニューアル工事が進み、塗装が変更されていることからこの塗装も希少となってきており、5500系のリニューアル工事が完了すれば、この塗装は5550系1編成のみとなります。
なぜ5550系が誕生したのか
5550系は、2010年、運行標識板使用車両の全廃を目的として、1編成4両が製造されました。
製造過程が従来の車両と異なる
従来阪神の車両を製造していた武庫川車両工業が解散したため、車体はアルナ車両で製造し、艤装は武庫川車両工業の後継となる阪神車両メンテナンスにより行われました。
なお、2017年より5500系のリニューアル工事が行われていますが、5550系は製造からまだ時間が長く経過していないため工事の対象からは外れています。
5500系との違いは?
5550系の主電動機は三相かご形誘導電動機の東洋電機製造TDK-6147-Aが使われています。
これは1000系と共通です。
そのため5500系とは違う音を聴くことができます。
外観は5500系とそっくりです。素人が確認できる限りで違う点はこの塗装でLED幕が装備されている点くらいで、本当にそっくりです。
しかし、5500系もリニューアル工事が進んでいて塗装変更が行われていますので、現在は容易に見分けが可能です。
まとめ
2010年のデビューから早10年、時の流れは早いものですね………
これからの活躍を期待したいと思います!